西村 拓真 2021年度卒業研究制作物
哺乳綱 食肉目 クマ科
ツキノワグマ
2020年8月6日 午前6時8分
山梨県上野原市八重山
生息環境
落葉広葉樹林や常緑広葉樹林帯等の地域
食性
植物質を中心とした雑食性で、季節ごとに様々な食物を食べています。
分布
山梨県では、富士・丹沢、南アルプス、関東山地といった3つの山地に確認がされています。。
あしあと
人の暮らしとツキノワグマの暮らし
森林生態系の重要な構成員であるツキノワグマ。国内の5つの地域個体群が絶滅の恐れがあるとともに、山梨県の3つにおける個体数水準は、関東山地 (危急地域個体群)、富士・丹沢保護管理(危機的地域個体群)、南アルプス(安定存続地域個体群)とされています。その一方で、農林業被害だけではなく直接的な人的被害が大きくなりやすい動物でもあり、人の暮らしを優先する地域に侵入した個体は駆除せざるを得ません。人とクマの暮らしが身近になっている現在、今一度その両者の距離と関係性について考えてみませんか。
被害
①農作物被害 | ②人の生命・身体への影響 |
対策
①県や市区町村によるモニタリング | ②生息環境管理 |
③被害地への侵入を防止 | ④地域等での合意形成 |
(クマ類の捕獲数(許可捕獲数)について [速報値].環境省より参照)
~クマの目撃情報~
東京都の自然公園と上野原市役所のご協力のもと、帝京科学大学環境教育・インタープリテーション研究室が2016、2017年の市内ツキノワグマ目撃情報を集計し作成しました。